年末年始が近づき、私の住んでいる広島県でも雪が降ってきました。
全国的に寒気がやってくることもあり、車で出かけることも難しくなってきます。
アナタの車のタイヤ大丈夫ですか。
急な雪で車の立ち往生のニュースをよく見ます。
スタッドレスタイヤを持っていても、交換には費用が掛かり、雪が降らなかったらもったいないと、ついつい後回しにして、後悔なんてこともよくありますよね。
だったら、自分で交換しちゃいましょう。自分でやれば費用はかかりません。
時間も、慣れれば1時間もあればできるようになります。
毎年自分でタイヤ交換をしている私が、タイヤ交換の手順を、わかりやすく解説します。
車のタイヤ交換で準備するもの
まずは準備から。なるべくあるものを使いたいですが、安全のために必要なものもあります。
トルクレンチ
エアゲージ
空気入れ
スタッドレスタイヤの準備
今回はスタッドレスタイヤに交換する方法なので、スタッドレスタイヤを準備します。
タイヤの空気圧をエアゲージで測りましょう。
多少の車好きであれば、エアゲージの1本は車に積んでおきましょう。 pic.twitter.com/5uuvm62MJ6
— ちょんまげインプ (@gc8wrx_ra) February 11, 2019
タイヤの規定空気圧は、運転席のドアを開けたところに表示があるはずです。
なければ、説明書に書いてあるのでチェックしましょう。
足りないときは、空気入れで入れます。普通の空気入れでもOKです。
スタッドレスタイヤを締め付けるナットを用意しておきましょう。
車をジャッキで持ち上げる
まずは車を平坦な場所に止めましょう。サイドブレーキを確実に掛けます。
これを怠ると車が不安定になり、ジャッキアップしたときに倒れたりするので、気を付けましょう。
- 画像のパンタグラフジャッキがある辺りに、ジャッキの真ん中の溝をはめる場所があります。そこに、ジャッキの溝を当てがいます。
- 車載道具のフックとレンチのセットのフックをパンタグラフジャッキの回す穴に通し、レンチの持ち手の四角い穴にフックの反対側を刺します。
- レンチを右回しに回せば、ジャッキが上がっていきます。
- タイヤが持ち上がる前に止めて、先に、標準タイヤのナットを少し緩めておきます。(完全に取らない)
- ジャッキを上げて、タイヤが地面から離れて、10cmぐらいまで上げます。
- 緩めていたナットを取り、タイヤを外しましょう。(ナットを外すときはタイヤが落ちないように慎重に)
- スタッドレスタイヤをはめて、ひざなどで支えてナットを手で締め、レンチで軽く締めておきます。
- ジャッキを反対に回し、タイヤを完全に降ろします。
- トルクレンチで規定トルクまで締めます。
- 他のタイヤも同じようにすればOK
規定トルクまで締めても、少し物足りないような感じがしますが、大丈夫なので安心してください。
車のタイヤ交換で注意すること
先ほどの手順で、だれでも簡単にタイヤ交換をすることができます。
しかし、車は大きくて重いもの。安全に作業をするには注意することも大事です。
車のエンジンを確実に切り、安定した場所で、サイドブレーキをかけましょう。
タイヤを持ち上げたまま、ナットを強く緩めたり、締めたりしないようにしましょう。
できれば、軍手などの手袋をして作業しましょう。
まとめ
- 車のタイヤ交換は、自分で出来たら経済的
- 準備するものがあれば、毎年自分でタイヤ交換ができる
- 最初はタイヤの準備をし、空気圧もチェックする
- 車載道具のパンタグラフジャッキを準備し、ナットを緩める
- ジャッキアップして、タイヤ交換し、おろした後に規定トルクまで締める
- パンタグラフジャッキは不安定なので、扱いには気を付ける
自分で交換できても、タイミングを逃すと大変ですよね。
早めのタイヤ交換をし、安全な冬を過ごしたいですね。
またウインタースポーツも楽しみたいものです。